ネット上でここだけ!大学で学ぶ心理学の内容を公開!【パーソナリティ編】

大学の心理学

こんにちはroroです。今回の記事は大学の心理学を公開ということで僕のアウトプット回です。大学で学ぶ心理学の内容となっていますので「大学の心理学の内容ってどんなんだろ?」と思っている学生や大学で心理学を学べばよかったと思っている方に読んでいただけたらなぁと思っています。もちろん、僕がわかりやすくかみ砕いて解説していくので、素人の方でも分かりやすい内容になっています。

今回のテーマは「パーソナリティ」、簡単に言うと「性格」です。性格を認知心理学を中心とした観点から分析、考察していきます。また、どのように性格は形成されていくのかといった話にも触れていきます。

この記事を読むことで

  • 大学で学ぶ心理学の内容がわかる
  • 専門的な心理学の内容に触れられる
  • パーソナリティ心理学について概要が分かる

大学で学ぶ心理学【パーソナリティ】

まずは性格の定義からしていきます。人間は他者の性格を定義する際に平生の行動をもとにその他者の性格を定義しています。もちろんその行動というのは表面的なものだけでは正しく性格を読み取ることができず、深い分析をする必要がある。

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性格の類型・特性

ここでは心理学の研究の歴史において現れた二つの性格についての論を紹介していきます。その二つとは「類型論」と「特性論」です。

類型論~体型説~

類型論と言っても様々なものがあるのですが今回は一番心理学の中でも有名な「体型説」についてみていきます。体型説はクレッチマー(1955)によるもので彼は躁うつ状態にある人やてんかん患者の体型に共通点があることを見出し様々な体系において性格を区別しました。(例:やせ型→神経質、肥満型→おおらか等)もちろん病的な人をサンプリングして健康な人の性格までもまとめ上げたため現在では否定されています。またこの時代のデータのとり方や分析方法は正確性にも欠けているとも言われています。

このように体型説は比較的否定されているのですが、こんなことを聞いたことはないでしょうか。「太っていると就活で不利である」これはアメリカのほうでよく言われていました。実際のところどうなんでしょうか?バートランド(2004)の実験によると書類選考から面接まで通る人の割合が男性では6%、女性では8%太った人は低かったと言います。理由としては太っている人は自己管理が甘い、それによって仕事も煩雑になるといったド偏見によるものであると言われていますが真意は未だによくわかっていません。

特性論

もう一方は「特性論」と言われているものです。まずは一番ざっくりとしたタイプ(内向―外向、神経症傾向、精神病傾向)が定められ、それぞれのタイプで複数の特性を挙げていきます。その特性から習慣的行動などをさらに細分化して考えるという方法です。こちらも実はタイプからの特性が不明瞭となっています。

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自己認知

自分はどんな性格なのかというのを人間は考えます。これを自己認知と言います。自己とはどんなものなのか、自分の性格を知るための一般的な手掛かりは三つあると考えられておりそれについて紹介していきます。

鏡映的自己

クーリー(1902)によると個人の自己像は他者から自分がどのように思われているか、の想定によって作られます。これを「鏡映的自己」と言います。これは鏡に映る自分を自分と認識できるほどまで発達すれば生まれてくるとされています。

人は個人差があるものの「他人からどう思われているのか」をとても気にしてしまうものです。

役割認知

そのまんまです。自己の認知は自分の役割を自覚することによってなされるという考え方です。スポーツでは結構この考え方があるかと思います。自分のポジションが決まるとそれに見合った行動をしていきますよね。そして多くの人がその役割に見合った方法でプレーするかと思います。それはスポーツに限らないのです。何となく自分の役割を考え、それによって自分の性格を自己認知をしているのですね。

社会的比較過程

フェスティンガー(1954)による理論です。人は他者と常に比べており、その結果によって自己認知をしているという考え方を「社会的比較認知」といいます。またその比較過程において自尊心というものがある程度形成していきます。

その自尊心は自己認知に大きな影響を及ぼすのです。自尊心の高い人は、自身に対するコンフォートゾーン(基準値)が高いため、実際の他人の評価以上に自分のことを低く見積る傾向があります。一方、自尊心が低い人は比較的他人からの評価に近い評価を自分にすることが出来ます。どちらにせよ、程度は異なるものの他人の評価と自分の評価は異なっています。

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性格の認知上における誤りパターン

性格の認知において、誤りにはある程度パターンがあるので紹介します。

光背効果

自身が褒められたり尊敬されたりするとその相手に対して「この人はいい人だ、親切だ」と感じて親しみを感じてしまいます。これを「光背効果」と言います。逆に相手を尊重すれば本来以上の評価を相手から得ることが出来るということです。これは至る所で利用されていますよね。上司を立たせて人間関係を円滑にしたり、顧客の褒めて契約を勝ち取ったり……こちらが利用するのはいいかもしれませんが、あまり踊らされない為にもこのような性質を知っているといいかもしれません!

投射、推測類似性

人は基本的には「自分の持っている性質は他者も持っている」と思ってしまいます。この性質の最たる功罪は宗教戦争ですよね。「なぜあいつらは私(達)と同じ価値観では無いのか」という考えで戦争が起こってしまうわけです。「人はそれぞれ違う」ということは常識になっていますが、それでも注意が必要です。現に違いを受け入れられず苦しんでいる方は多くいます。また、この性質は好意を持っている他者に対しては強く起こりやすいので、仲良くしたい人に対しては特に注意が必要です。

寛大効果

自分が好ましいと思う他者の性格には本来以上の評価をして、逆に好ましくないと思う他者の性格には本来よりも低い評価をします。あなたが賑やかな人が好きならば、他の人が「うるさい」と感じる他人の饒舌さを良いように評価しますし、逆に「寡黙な人だ」と他の人がいいイメージを持っている人に対してはあまりよく思いません。

このように簡単に言うと「好み」によって人の性格の認知イメージは大きく異なってくるのです。

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パーソナリティ

パーソナリティは簡単に性格としてとらえていただいて大丈夫だと思います。では、性格は何によって決まると思いますか?それについて簡単に解説していきたいと思います。

ゴットシャルト(1939)は4歳から18歳の一卵性双生児を集めて合宿を行い、その中で感情や意思、行動傾向などを観察する実験を行いました。その結果、遺伝、環境の一方だけで決まるような要素はなく、遺伝と環境共に性格に影響があるということです。

家庭環境の影響

家庭環境は大きく性格に影響を与えるとされています。例えば授乳期間。授乳期間が6か月から1年の時に社会的適合性が最も高くなると研究があります。逆にそれより短いとそれは低くなりました。

また、サイモンズ(1939)は親の養育態度を保護と拒否、支配と服従に分けました。保護的な家庭では社会的に望ましい行動をする子供が多く、情緒安定性も高くなります。また、支配的な場合は礼儀正しい子供になるが服従的な場合は攻撃的な子供になると言います。あまり子供の言うことを聞きすぎると子供がやんちゃになる可能性が高いということです。

文化の影響 

文化の影響も大きくかかわるとされていますがそれに関して、三つの理論があるためそれらについて説明していきます。

様々な考え方

まずはチャップマン(1988)の考え方である「普遍主義」を紹介します。人間の発達経路は全て同じであるという考え方です。ただ発達の速さやレベルの違いによって性格や様子が変わるという考え方です。つまり、異なる文化の中で生まれた人のパーソナリティの発達の方向は基本的に同じであるということです。発達の過程でのズレが個人のパーソナリティに関わるということです。そして別の考え方として「文化相対主義」という考え方があります。これは文化ごとに発達の方向が決まっておりその文化圏の人はそれに見合った発達がなされるということです。そして最後が「チャップマン・モデル」です。これは今までの二つの中間点の考え方です。ある程度まではみんな同様に発達に発達し、ある程度までいけば文化に沿った発達を成し、文化によって異なった現れ方が変わるという考え方です。

いかがでしたか?少しでも大学で学ぶ心理学について体感できましたか?性格に関する心理学はいたるところで見られますが、もともとの理論は今回解説したようなことなのです。性格に関する話は比較的わかりやすかったかと思います。発達段階の話なんかはこのまま子育てにも応用できるのでは…と思っています。この記事で少しでも大学レベルの心理学を体感していただければ幸いです。

参考
Chapmann, M. 1988 Contexuality and derectionarity of cognitive development
Cooley,C H. 1902 Human nature and the social order. New York:Scribner’s
Gottschaldt, K. 1939 Erbpsychologie der Elementalfunktionen der Begabung.
Festinger,L 1954 A theory of social comparisons process. Human Relation
Mead, G. H. 1934 Mind, self and society
Symonds, P. M 1939 The psychology of parent-child relationships

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