他人に流される…そんなあなたの持つべき考え方(あなたは悪くない) 

心理学

どうしても他人に流されて自分のしたくないことをしてしまう…
ついつい場の雰囲気でお酒を飲みすぎてしまう…

こんにちは。roroです。
思わず、周りに流されてしまうことは誰にでもあると思います。その度にあなたは自己嫌悪に陥ってしまっているのではないでしょうか。そこで私が言いたいのは…

普通の人間なら流されて当然!!!

これは断言します。長年の研究で人間は周りの人間の行動に影響されていることが明確になっています。「じゃあ私たちは他人に流され続ければならないのか!!」と思うかもしれません。

実際そうです。ただ流される相手を選んだり、流される要因を知ることでこれからの人生、特に自分の仕事にに生きてくるのではないでしょうか。3つの代表的な原因について紹介していきたいと思います。

この記事を読むと

  • 人はどうして周りや他人に流されるかを理解できる
  • それを知ることで日々の生活で周りの環境に注意できるようになる→自分の可能性UP
  • 部下をいい方向に促す環境の作り方を学べる
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①情報~ほかの人はどうしているの?~

周りの人たちと談笑しているイメージ
周りが笑っていたらとりあえず笑っちゃうものです。

 人は情報―特に「他人がどうしているか」という情報に敏感である。実際に研究例を見てみよう。


 2006年、マシュー・サルガニクは人工音楽市場を作り、約1万4千人の被験者を参加させた。半分の人々は自分でお気に入りの曲を探し、ダウンロードするように命じ、もう半分にはみんながどんな曲をダウンロードしてるかわかる状態で曲をダウンロードするように命じた。
 結果、後者は人気のある曲、ない曲がはっきりと分かれ、人気のある曲が多くのダウンロードを獲得したのである。また、そのヒットする曲の予測は不可能であり、最初にダウンロードした人の選択が大きな影響力を持っていた


出典Salganik,Dodds,Watts Experimental study of inequality and unpredictability in an artificial culture market [2006]

このように私たちは「他人がどうしているか」に影響されてしまい、かつ他人と同じ行動をとろうとするのです。つまり自ら他人に流されるのです。だからこそ周りの公衆トイレには書かれていますよね

「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」

…なぜだかもうお分かりですよね?

「ほかの人がきれいに使っているなら…」という心理になり、自分もきれいに使おうという心理になるのです。

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②仲間からの圧力

周りの目を気にしてしまうイメージ
コワイヨーコワイヨー

一番他人に流されてしまうということにおいてこれが思い当たるのではないでしょうか。「暗黙の了解」ってやつですよね。あれはほんとにしんどい…

話を戻します。例えばあなたに10人の友達がいたとして、友達全員が1+1=3といったとしましょう。何回あなたが否定しても友達も譲らない。するとあなたの脳内では「本当は1+1=3なのではないか?」と無意識に思ってしまうのです。なぜかというとこれはとても簡単で、太古の昔から人は人からほとんどのことを学ぶからです。よって多くの人に言われたことは真実だと思ってしまうのです。実際、人は50人に言われたことは疑いの余地なく真実だと思い込む傾向があるという研究結果が出ています。「嘘もつき続ければ真実」ってやつですね。

これに関しては、対策がとても難しいかなと思います。自分だけが違うというストレスを感じるのであれば自分に合った、自分を認めてくれる共同体に移る。あるいは違いを認めてくれるのなら自分のユニークさを存分に発揮すればいいと思います。するとあなたは凝り固まったその集団の思考を改善するトリガーになるかもしれません。あなたの優秀さを存分に発揮してください!

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③プライミング

物事を指し示すイメージ
この記事を見て、スマホやPCをとじるまで、あなたは唾を飲み込んでも飲み込まなくてもいいです。

まずは「プライミングって何ぞや?」って感じですよね。これは脳の自動システムにある働きの一つなのですが、情報を与えるとそれに関する思考が刺激されるというものです。一つ例を挙げます

 あなたは6畳の部屋の中にいることを想像してください。持ち物はスマホのみ。壁紙は白一色で家具はありません。そこで言われます「天井の隅にある壁紙と全く同じ色のボタンは押さないでくださいね」

言われなかったら気づかないボタンです。でも言われたらボタンが何なのか、ボタンを押したらどうなるのか気になってきますよね。人によっては「天井 ボタン 何」でググったりすらするかもしれません。

ボタンの情報を知ることで急にそのことが気になって思考を巡らせてしまう。これをプライミングといいます。1993年のモーヴィスらの研究では「6か月以内に新車を買う予定はありますか?」という問いを対象者にすると購買率が35%上昇したというデータがあります。これは問われることで脳が勝手に新車に関して思考を巡らせて購入を検討してしまうからだと考えられています。

これは販売をするときや、なにか人々に活動を促したいときにとても有効です。冷蔵庫を売りたいのなら「あなたの冷蔵庫、何年使っていますか?」と聞いたり、投資を促したければ「今年は投資をする予定ですか?」と聞けば、確実に可能性は上がります。

ちなみに…
この章の画像の下の文章を読んで、口の中にある唾を少しでも意識したあなたは見事に「プライミング」されてしまってます。
引っかかった人はプライミングのすごさに気が付いたことでしょう。

この三つが大きな要因です。読んだあなたならお分かりだと思いますがこれらは人間の本能的なところがあるので防ぐのはなかなか困難です。ですが注意すべき状況を知ることでそれを巧みに使った広告に注意を向けて衝動買いを防げたり、役立つこともきっとあります。

そしてぜひこれを「利用する側」に立ってほしいと思っています。これらをうまく使う能力は、半永久的に使えるテクニックです。人間の本能や無意識に訴えかけるからです。部下を動かしたいとき、人に何かを促したいとき、販売をするときなど様々な場面で使うことを試みてください!!

最後に…

このような人間の行動を促す方法はたくさんあり、それぞれの方策の利点があるのですがそれを詳しく学び、「仕事に生かしたい!!!」と思っている方は『実践行動経済学』を一読することをお勧めします。今回記事で取り上げた内容よりももっと濃く、実践的で素晴らしい内容となっています。著者は2017年、ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーなので信頼性もバツグンです。

より知りたい方はこちらをどうぞ↓

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