記憶の仕組みから覚えるコツを解説!【心理学の研究で実証済です】

心理学

効率よく物事を覚えたい!
覚えるコツを知りたい!

こんにちは、roroです。学生を中心に多くの人が記憶力に悩まされた・今も悩まされている方も多くいるのではないでしょうか。

記憶力を高めるために、効率よく覚えるためには記憶の仕組みを把握し、その上で自分にあった記憶法を見出していくしかありません。

今回解説する記憶の仕組みは、認知心理学の研究の結果によるものなので、信頼性は高いかなと思います。

記憶の仕組みを理解した上で記憶法を考えると全ての人が確実に覚える力を高めることができます。本記事ではそれに基づいた覚えるコツも解説しています!(めちゃくちゃ簡単です)

ぜひこの記事を読んで自分の記憶力を飛躍させていただければなと思います!

この記事を読むことで

  • 記憶の仕組みを知ることができる
  • 記憶力を高めることができる
  • 覚えるコツがわかる

記憶の仕組みと覚えるコツを一挙に解説!

記憶とは?

そもそも記憶とはなんでしょうか?世間で一概に「記憶」と言われているものは3つに細分化することができます。それは

記銘…情報を手にして符号化して頭に入れる
保持…手に入れた情報を維持し続けること
想起…保持したものを思い出してアウトプットすること

みなさんが「忘れた」というときは大抵、保持ができていないのではなく、想起がうまくできていないのです

これからの記憶についての解説、そして覚えるコツを解説するにあたって非常に大事になってくるのでそれだけは抑えていただけたらなと思います。

スポンサーリンク

記憶の仕組みについて【認知心理学の観点で解説】

ここから記憶の仕組みに関して超簡単に解説していきます。「早く覚えるコツを教えてくれ!」と思う方もさらっとチェックしていただけるといいかと思います。

情報処理モデル

記憶の情報処理モデルには「短期記憶」、「長期記憶」、「感覚記憶」の三つがあります。それぞれについて解説していきます。
※感覚記憶に関しては「知覚で感じたことの記憶のため割愛させていただきます」

短期記憶について

最近の研究では計算するときや推論を建てるときなど日常的に使われることから「作動記憶」と言われていることもあります。

短期記憶できる量について

短期記憶に一度に保持できる情報量には限度があり、だいたい7±2項目と言われています。「項目」というのはある程度一定の意味のまとまりのことであり、専門用語では「チャンク」と呼ばれたりします。

短期記憶できる時間について

短期記憶に入った情報は何も操作をしない限り、数秒から30秒くらいしか保持されません。思ったより短いなと思った方もいるかもしれません。ただもちろんこの時間を伸ばす方法もあります。それは操作を繰り返すということです。

例えば不規則な文字列である「E9WX1」という文字列を覚えておいてください。と言われたとします。あなたはどうしますか?心の中で何回もこの文字列を唱えたりしますよね。この操作を繰り返しのことを「リハーサル」と言います。特に情報を復唱するだけのリハーサルを「維持リハーサル」と言います。

また短期記憶に入った情報をイメージ化したり何かを連想したり、意味の関連付けを行うことで長期記憶にすることができます。

僕は高校入試、大学センター試験の受験番号をいまだに覚えています。これは何度も繰り返し記入したことも一因ですが、最も大きい要因は入試の時の緊張感や、合格した時の高揚感 といった感情とその番号が結び付けられたからです。

長期記憶について

長期記憶は基本的に意味的情報の形式で表されることが多く、普段は意識されません。そして必要になった時に脳内で検索して適切な情報を取り出すことができます。

長期記憶の種類分類について

長期記憶には主に3つの種類に分けることができます。それは「手続き的記憶」、「宣言的記憶」の2つです。順にさらっと解説していきます。

手続き的記憶

自転車の乗り方、サッカーボールの正しい蹴り方など、何かを行う手続きについての記憶です。基本的には動作に関する記憶であり、反復によって無意識のうちにアウトプットされるようになります。

宣言的記憶

言葉によって記述される記憶です。

宣言的記憶にも2つの種類に分けることができます。

エピソード記憶

いつ」、「どこで」といった情報を伴います。出来事などを時系列や場所と関連づけて記憶されます。またこれはあくまで主観的であり個人的経験や事故に関する記憶となります。

意味記憶

一般的知識の記憶です。英単語の暗記や、法律の名前を覚えたりするのは意味記憶です。「知識」と捉えるとわかりやすいかと思います。一般化、抽象化されたものであり、エピソード記憶とは対照的に客観性が存在します。

忘却の原因について(想起のエラー)

ここでは忘却の原因について解説していきます。ただ、この忘却とは情報の保持ができないことではなく想起の際のエラーであるということを肝に命じていただけたらと思います。

減衰

みなさんが思い込んでいる「忘却」です。時間の経過とともに記憶したものの痕跡が薄くなり、想起の際のヒントがなくなってしまって想起することができないというものです。これによる忘却の割合はとても少ないので記憶の際にあまりきにする必要がありません。

ただこの考え方は、「あの時思い出せなかったのに今思い出した!」という現象を説明できないのでほとんどの忘却は減衰によるものではないとされています。

干渉

記憶された内容が他の記憶内容によって干渉を受けてしまい、忘却が生じてしまうという考え方です。この干渉は視覚や聴覚、嗅覚など様々な知覚によって起こり得るものです。

また干渉には前に記憶した内容のせいにで後から入ってきた記憶の想起が妨げられる「順行干渉」と新情報の記憶によってそれ以前の記憶の想起が妨げられる「逆行干渉」があります。

検索の失敗

覚えた情報は明確に存在しているものの、情報を検索する手がかりがなく、情報を引き出すことができないという考え方です。

実際何かを思い出す際にヒントが出された方が簡単ですよね。クイズ番組でも多くの場合難しく、回答者が答えられない問題にはヒントが与えられます。すると徐々に正解を思い出すことができます。これは検索する際の手がかりが増えることで検索精度が上がり、想起が可能になったからなのです。

記憶の仕組みまとめ

ここまで記憶の仕組みについて解説していきました。一口に記憶といっても様々な記憶に分類されます。そして忘却とは「忘れた」のではなく「思い出せない」、想起のエラーであるということがわかっていただけたと思います。

次章では心理学の研究で立証された覚えるコツを紹介していきます

スポンサーリンク

覚えるコツ【心理学で立証されています】

ここでは心理学で立証された覚えるコツを解説していきます。もちろん先ほど解説した記憶の仕組みとも深く関わってくるので、関連付けて読んでいただけるとより、納得してくれるだろうと思っています。

また、本当に簡単なのでぜひ実践してみてください!

情報処理を深くする

例えば”environment”という英単語を覚えたいという時、読み方、意味、発音、用法など様々な要素が絡んできますが、なるべくその要素を網羅しつつ覚えた方が覚えやすいのです。

代表的な例が「歌詞」です。

人生捨てたもんじゃないよね、あっと驚く奇跡がおきる

これはなんの歌の歌詞か分かりますか?これは一世を風靡したAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の歌詞なのですが、意外と文字にして表されるとわからないですよね。歌の題名を言われたらメロディーが思い浮かんで、なんならこの前後の歌詞まで思い出すことができますよね。

歌詞を全て「文章」として覚えろと言われるとなかなか難しいです。ですがそこでメロディー、音階、歌い方などの処理すべき情報が増えることで人々の記憶に残りやすくなります

このように、処理すべき情報が多いとそこで関連付けが行われ、覚えやすくなるのです。

体制化する

先ほど「関連付けが行われると覚えやすい」という話がありましたが、このように分類をしたり、あるいは順序立てることで記憶しやすいです。

僕はセンター試験で日本史は9割の得点率でした。おそらく「高得点者」に分類されると思います。そんな僕も歴史の勉強はこれを利用していました。その勉強モデルを少し見せたいと思います。体制化の一例になるかと思いますのでぜひ下の写真を参考にしていただければと思います。

「織田信長」からキーワードを派生させてひたすらに関連する出来事や人物を繋げています。このような勉強法は物事を関連づけて覚えることができるため、非常に効果が高いと言えます。

薄い字で申し訳ありません

実はこの方法、意味記憶をするにあたって僕達が無意識に行っている「ネットワーク・モデル」を可視化しただけのものです。ひとつの事柄に複数の概念と関連付けることを無意識のうちにしているのです。

精緻化する

精緻化とは、既存の情報にさらに情報を追加することで覚えやすくするという方法です。例を挙げて解説していきたいと思います。

『「犬、ひも、デパート、セーター、電柱」という5つの単語をバラバラ提示し、1週間後にこの5つを思い出してください』と言われてもなかなか難しいと思います。

ですが、これに情報を追加して「セーターを着た犬がデパート前の電柱に紐で括り付けられている」として覚えたらどうでしょう。少なくとも答えられる単語の数は増えるかと思います。

このように情報を追加したり、イメージを連想することで情報が精緻化され、覚えるべきものにはより意味が付与されます。そうすることで覚えやすくなるのです。

忘れるたびに覚え直す!

まずはこちらをご覧ください。記憶の研究で有名なエビングハウスの忘却曲線です

引用(https://ryugaku-kuchikomi.com/blog/ebbinghaus-the-forgetting-curve/)

こちらを見ていただけるとわかるかと思いますが、学んだことは学んでから24時間で急速に忘れてしまいます。
さらに、その中では学んでから20分の間が特に急速に忘却が進みます。

じゃあ、どうすればいいか。答えは簡単で「なるべく早く復習する」に限ります。何か覚えなければいけないことを初めて見たり聞いたりしたらすかさずスマホのスケジュールで2時間後、可能なら20分後でもいいでしょう。そのタイミングで復習するように書き込みます。そして通知が来たらその復習をする。

これを3〜4回すれば短時間でのものを覚えることができるでしょう。

次の日じゃもう遅いのです。短い時間でものを覚えるのなら当日に復習、見直しをすることを心がけましょう。

寝る前に学習する

忘却の一つの原因として「干渉」について解説しましたね。寝る前というのは後に残る作業が寝るだけですし、寝ている間は視覚情報はシャットアウトされ、干渉が最低限の状態になります。

さらに睡眠中に脳の記憶の整理がなされると言われており、記憶を定着させやすくなります。これは多くの難関大学に合格した僕の友達も実践していた方法ですので試す価値は大いにありです!ぜひ実践してみてください!基準は入眠30分前です。

あなたはどっち?記憶にも癖がある!

あまり知られていないのですが、記憶にも癖、個人差があります。大きく分けて2通りあるのですが、自分に合っていない方法で記憶しようとすると急に覚えるということが難しくなってしまうのでぜひ覚えることが苦手だと思う方は、もう一方をお試しください!

Aタイプ(視覚・イメージ型)

多くの方がこちらのタイプです。まずは物事を全体的に捉え、そこから必要な部分を抽出するように想起を行います。

また空間的位置を把握しながら物事を覚えることが得意で、視覚に訴えかける絵画や写真についての記憶力が高いです。

こんな方は物事を覚える際は、先ほど紹介したような関連図を作って視覚的にわかるように情報を整理すると良いでしょう。

Bタイプ(聴覚・言語型)

物事を段階的に覚えていきます。まず多くある事柄のなかから最も重要であるという部分を覚え、そこから派生させて覚えていきます。

Aタイプとは異なり時系列で物事を覚えることが得意です。

また音楽や声など聴覚情報を記憶することに長けています。

こんな方は何かを覚える際、最も重要な事柄、骨組みとなる事柄をまずは覚えて、それを中心にして派生させつつ覚えていくのが良いでしょう。視覚化する必要はないのですが時系列や段階について考えるという記憶の操作は必要でしょう。

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたか?記憶の仕組みについてはなんとなくわかっていただけたと思います。

そして覚えるコツ。これらは全て心理学や脳科学において効果が証明されている方法です。あとはあなたが実践するだけ!ぜひ実践して、今までの自分からは信じられない記憶力を手に入れてください!!

スポンサーリンク
心理学
スポンサーリンク
スポンサーリンク
roroをフォローする
スポンサーリンク
roroLog(ろろろぐ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました